子どもから大人まで幅広い世代に人気のネスレ「ミロ」ですが、
体に悪い成分が含まれていないか心配という方もいらっしゃるのでは?
「ミロ」には健康維持に欠かせない多くの栄養成分が含まれていますが、
一方で体に悪影響のある成分も含まれているようです。
「ミロ」の体に悪いとされる栄養成分の要因についてご紹介します。
1.「ミロ」とは
「ミロ」は栄養豊富なココア風味の大麦飲料です。
大麦飲料は大麦が種子の中に生成した栄養素を抽出した大麦エキスを
主成分をしています。
1934年にオーストラリアで生まれ、1973年に日本での発売開始
から50周年を迎えたロングセラー商品です。
「ミロ」は離乳が完了する1歳半前後から飲むことが出来ます。
特に7〜12歳の成長期の子どもに必要な栄養素が多く含まれています。
そのため、子ども向けの飲料と思われていましたが、鉄分不足を
簡単に補えるとSNSで人気に火がつき「ミロ活」なる言葉が出来る
ほど話題になりました。
そこで、大人の「ミロ」人気を受けて甘さ控えめで糖質量を少なくした
「ネスレミロ 大人の甘さ」が2021年10月に発売されました。
2.「ミロ」のカロリーと栄養価
「ミロ」は甘くてココア風味の飲料のためカロリーや栄養価が気になりますよね。
「ミロ」1杯(15g)カロリー60kcal
カルシウムや鉄、ビタミンDといった栄養素が豊富です。
ただし、糖質も1杯9.8gと多く、ダイエット中などで糖質が気になる方は
「ネスレミロ 大人の甘さ」をオススメします。
「ネスレミロ 大人の甘さ」はミロの栄養素はそのままで、砂糖の一部を
食物繊維に置き換えているため、食物繊維量が増えている点も嬉しい
ところです。
3.「ミロ」の健康効果
「ミロ」が体にいいとされている理由は、子どもの成長や
大人の健康維持に欠かせない2種のミネラル(カルシウム・鉄)や
6種のビタミン(ビタミンB2、B6、B12、D、C、ナイアシン)
を含んでいるからです。
「ミロ」を飲んで得られる健康効果は主に2点!
・貧血の原因となる鉄不足を補える。
・カルシウムとビタミンDを合わせて摂取出来る。
「ミロ」には、普段の食生活で十分に摂取しにくい鉄やカルシウム、
ビタミンDが特に多く配合されています。
日本人の特に女性の場合、鉄の摂取量が不足しがちで、
月経のある場合はなおさらです。
「ミロ」は貧血予防に効果が期待できる様々な栄養成分を含んでいて
女性には強い味方です。
また、カルシウムやビタミンDについては男女共に日本人の平均摂取量は
推定平均必要量から不足しています。
カルシウムは骨や歯を形成する重要な栄養素で、成長期の子どもばかり
ではなく大人も摂取しないと骨粗鬆症になる恐れがあります。
ビタミンDは、腸でカルシウムの吸収を促進する働きがあるため、
カルシウムとビタミンDを同時に摂取出来る「ミロ」は非常に
効率の良い飲み物と言えます。
4.「ミロ」が体に悪いと言われる理由
理由1.糖分が多く含まれている
飲んだことがある人はわかると思いますが、
子どもでも飲みやすいほどの甘さです。
「ミロ」は糖分の多さから体に悪いと言われています。
「ミロ」1杯(15g)あたりに含まれている糖質は9.8gです。
ただし、一般的な果実飲料や炭酸飲料に比べると少ない方です。
理由2.添加物が含まれている
「ミロ」が体に悪いと言われている背景には添加物を含んでいるからです。
栄養強化のために用いられているものも含めるといくつかの添加物が
使用されています。
・乳清カルシウム
・リン酸カルシウム
・炭酸カルシウム
・ph調整剤
・レシチン(大豆由来)
・酸化防止剤(ビタミンE)
乳清カルシウム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウムは
カルシウム強化のための添加物です。
ph調整剤は食品のph値を適正に保ち、変色防止や腐敗防止などの
品質安定に使用されています。
他にも食品の酸化を防止する酸化防止剤や乳化作用のあるレシチン
などが添加されていますが、いずれも国の企画基準に沿って使用
されているため体に悪影響はありません。
5.「ミロ」を飲むメリット
「ミロ」を飲むメリットは
1.鉄分やカルシウムが豊富に含まれている
2.カフェインの量が少ない
3.子どもだけでなく妊娠中の女性も安心して飲める
6.ネスレ「ミロ」が体に悪いってホント?まとめ
50年もの間、多くの人に愛され続けてきた「ミロ」は体に悪いという
評価をする方もいますが、それは糖質量や添加物の多さからです。
しかし、一般的な飲料よりも糖分が少ないことや
添加物についても国が定めている基準に沿っていることから
一概に体に悪いとは言えないでしょう。
「ミロ」を飲むことで豊富な鉄分を摂取することが出来る点やカフェインの少なさ
などのメリットも得られます。
「ミロ」を購入する際は本記事の内容を参考にしてみてください。
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