ハイエースのバン、ワゴンタイプの選択はどうする?

キャンピングカー
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naokoの夫です。ハイエースには、貨物(バン)タイプ、乗用(ワゴン)タイプの2種類があります。外見はほとんど同じように思いますが、用途が違うんです。用途が異なることで中身に差があり、どちらがお好みかはあなた次第ですが、この選択も悩ましい気がします。もしかすると、この選択結果によっては今までの希望条件が変更になったりするかもしれません。

 

 

ハイエースには、貨物(バン)タイプ、乗用(ワゴン)タイプの2種類が販売されていて、簡単にいうと貨物(バン)は資材等の物の運搬、乗用(ワゴン)は大人数の移動といった用途でしょうか。どう違うのかまとめてみようと思いますが、今まで検討してきた希望する条件によって選択が限られる場合もありますので、まずは条件を確認しましょう。我が家の場合は、今のところハイエースの購入条件は以下のようになります。

  • ボディタイプはワイドボディ
  • 駆動方式は4WD
  • エンジンはガソリン車

バン、ワゴンの選択によってはガソリン車しかないボディタイプがあるため今までの検討結果によって自然と決まってくる、または変更が必要になるかもしれません。上記の条件の場合、貨物、乗用タイプのどちらも選択することができます。では、何が違うのでしょうか?まずは費用等の関係についてまとめました。8ナンバーに該当する特殊用途自動車についても調べてみたので参考にしてください。

タイプナンバー車検自動車税重量税自賠責保険高速料金
貨物車1ナンバー初回は2年
以降1年ごと
16,000円
(毎年)
13,200円
(2年分)
16,900円
(1年分)
中型車料金
乗用車3ナンバー初回は3年
以降2年ごと
50,000円
(毎年)
61,500円
(3年分)
11,550円
(1年分)
普通車料金
特殊用途自動車
(キャンピング車等)
8ナンバー初回は2年
以降2年ごと
40,000円
(毎年)
24,600円
(2年分)
12,670円
(1年分)
普通車料金
▲ ワゴンボディ4WDによる貨物、乗用車の費用の違い

※税金は自家用車になります。特殊用途自動車は我が家のキャンピングカーをもとにしており車両重量が2.25tの場合です(架装部分が210kgになりますね)

次に外装、内装の違いについてまとめました。購入したハイエースは200系5型でワイドボディの4WDになり、その頃の違いになりますが確かこんな感じだったと思います。

タイプ外装内装サスペンション
貨物車・スライドドアが両側
・リアバンパーのステップがある
5名乗車同じ方式だけど足回りが硬く設計
乗用車・スライドドアが片側
(助手席側のみ)
・リアバンパーのステップがない
10名乗車同じ方式だけど足回りが柔らかく設計
▲ 貨物車、乗用車の外装、内装の違い

税金、保険は車両の年度によって異なったりしますのでいつの金額か把握できていませんが気になるほどの違いはないと思います。またハイエース200系6型以降の外装、内装の違いはもしかすると変わっているかもしれませんので気になる方は調べてみてください。費用関係を調べる場合は駆動方式、貨物・乗用タイプによって車両重量、車両総重量が異なりますので注意が必要です。調べていると重量税は貨物車の場合、車両総重量で区分けされていているようで乗用車の車両重量とは異なるんですね、知らなかった(あぁ複雑)

内装は細かいところではシート生地の模様が違ったりしますが、選択に影響はないかと思い詳細な差異は記載していません。貨物車と乗用車を比較すると費用面だけでは貨物車になるかなぁといった感じです。でも貨物車は毎年の車検で面倒そうだし、後は高速料金が高くなるのでどう考えるかですかね。我が家では200kmを超えて遠出する場合は高速道路を利用することが多いです。どちらかといえば一般道を走りながら気になるお店に寄り道して新たな発見を楽しむのが好きなんですよね。もちろん、高速料金が安いに越したことはないんですが。

検討段階では8ナンバーの装備にしたいと思っていたので費用面はあまり考えていなかったのが正直なところです。実は乗り心地が一番心配で、貨物タイプは『硬い突き上げ感』、乗用タイプは『柔らかくフワフワ感』との書き込みをよく見かけました。見た目で選べば乗用タイプ、乗り心地は正直どちらがよいのか乗ってみないと何とも判断できません。乗り心地は個人の好みがあるでしょうから私が良くても家族はダメかもしれないですし、高速、一般道の走行によってもタイプの好みは変わると思うし。悩んだ結果、何だかんだ考えたところでキャンピングカーは装備が重いし、実車じゃないとどちらがよいかは言えないともう観念しするしかなかったです!こればっかりは仕方がないのでnaokoに説明して、乗ってみてダメなら考えようと。最終的にどちらを選択したのかですが、普段使いもして旅行先でも街中を多用しますので乗用タイプにしました。普段使いはあまりせずキャンプがメインでキャンプ場には高速道路で移動することが多い場合は、貨物タイプを選択していたかもしれません。高速ではフワフワ感より突き上げ感の方が段差を超えた後の収まりがよいでしょうし、キャンプ場も砂利、くぼみも多いでしょうからフワフワ感はちょっと辛そうです。乗用タイプを選択した結果は、確かにフワフワ感はありますが嫌な感じではなく、限りなく乗用車のようで個人的には気に入っていますし、家族全員が満足していますので標準のまま使用しています。我が家のキャンピングカーは追加装備で210kg増えていて、もしかすると重量バランスがよくて、キャンピングカーの内装レイアウト、装備によっては乗り心地が違うかもしれませんのであくまで参考までに。

乗用(ワゴン)タイプの場合、運転席側にスライドドアがないため不便ではないかと思われる方もいるでしょう。普段使いする場合、買い物袋を助手席側のセカンドシートに置きに行くのは確かに面倒です。しかし、実際に使った感想としてはメリットもあり、乗用タイプでよかったと思っています。キャンピングカーの内装にもよりますが、装備の関係で運転席側のスライドドアから乗り降りできない場合があります。我が家のキャンピングカーはセカンドシートのベッド用シートの関係で乗り降りができませんので不要ですし、何より手洗い洗車ではスライドドアがないため非常に洗いやすく、拭き上げが楽です。最後は乗り降りが左側になるため車道側から子どもが誤って出ることがなく安心です。キャンピングカーの場合、断熱加工されている場合が多いと思います。断熱加工している範囲はビルダーさんによって異なりますが、スライドドア部分は断熱加工されない場合があると思います。その点では、スライドドアが助手席側しかない乗用タイプの方が断熱加工には有利になるでしょうが、我が家のキャンピングカーは確認していませんので不明です。

 

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