キャンピングカーの内装レイアウトについて

キャンピングカー
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naokoの夫です。キャンピングカーの内装はビルダーさんから様々なレイアウトが販売されています。どの内装レイアウトがよいのか悩みますし、装備によってもレイアウトは変わるでしょうから複雑になります。マイホームのように使い勝手、就寝や収納スペースと考えることがいっぱいです。我が家で一番悩んだのが内装レイアウトです。

 

 

まずは我が家の求める購入条件をまとめる必要があるのですが、そもそもどんなレイアウトがあるのか知らないためガイド本で色々と調べながらnaokoと一緒に『どっちのレイアウトがいいかな?』なんて話しながら決めていった感じです。内装を考えているうちに要件がまとまりました。

  • 家族4名が就寝できる
  • 移動時、子ども2名が前向きのセカンドシートで座れる
  • 安全性と長期利用を考えて車両本体をできるだけ架装(改造・特殊装置取付)しない

この3点がクリアできて使いやすそうなレイアウトを探すのですが、どんなレイアウトがよいのかはまったく知識もなく、聞ける相手もいないので希望の条件を満たせるレイアウトはガイド本を頼りに探しに探しました。ここまでの我が家の検討結果では、ハイエースのワイドボディでワゴンタイプが候補です。

1点目の4名の就寝ですが、ハイエースのワイドボディで調べるとだいたい就寝人数が3名になります。4名となるとレイアウトがある程度絞られます。どんなレイアウトになるかといえば…

レイアウト概要説明
二段ベッド用のオプションマットを利用   オプションで子ども用の二段ベットマットが選択できるモデルであれば二段ベッドに横向き2名が就寝できます。子ども2名といってもワイドボディの室内横幅は1.695mですので身長150cm程度であればまっすぐ足が伸ばせそうですが、それ以上の身長の方は確認した方がよさそうです。また二段ベッドから天井までは狭いので圧迫感があり、寝返りも窮屈ですし、マットも薄いので大人の場合はちょっと痛くなりそう。しかも、上部に家具等があれば寝起き時に忘れて頭を打つことがしばしばあります。ハイルーフなら問題なさそうですがレイアウトにもよるでしょう。
ポップアップルーフ装備を利用ポップアップルーフは車の屋根自体を持ち上げて車内の空間を広げる装備です。このため屋根を改造する必要があります。車体の上にテントを張るようなイメージで車内から移動して2名は就寝できます。
ルーフテントを利用ルーフテントは車体の屋根の上にテントを乗せます。本体とは別のテントになるためテントに入るには車外に出て屋根を登ります。当然、ルーフキャリア、ルーフテント分だけ車高が上がります。ポップアップルーフと同様に2名は就寝できます。
▲ ハイエースワイドボディの4名就寝のレイアウト

この3種類の中から選択しなければなりませんが、我が家が選んだ結果は今まで閲覧している読者の方ならもうお分かりでしょう。そうです、二段ベッド用マットです。ポップアップルーフは車体を架装しますし、ルーフテントは車高が2.1mを超えるため自走式立体駐車場で困るため消去法で二段ベッド用マットとなりました。本当は夏場のお出かけもしたくて、ポップアップルーフも結構悩んだんです。ポップアップルーフは車内で立つこともできるし、夏場の利用で空調の役割も果たせるし。ポップアップルーフなら駐車場の車高問題はクリアできますが、主に夏場の利用といってもキャンプがしたいのではないのでどこでもは利用できませんし、北海道以外は高地でもない限りクーラーがないと耐えられないと思います。購入当時のキャンピングカーのクーラーは家庭用製品を設置するためスペースを考えると狭くなるし、予算的にも無理ですね。私もnaokoも暑さには弱いので夏場の車中泊は諦めました。今ではDC12Vの車載専用クーラーが発売されていて、RVパーク等でAC電源が利用できたり、リチウムバッテリーを採用するビルダーさんも増えクーラーの使用が実用的になってきたため検討はしたと思いますが、それでもまだまだ高額です。

2点目の前向きセカンドシートはnaokoのゆずれない条件でした。大人が運転席、助手席で子どもたちがセカンドシートを想定していますが、移動中に席が離れていてはやっぱり寂しいですよね。またセカンドシート以降は土足厳禁ですから乗り降りするにはある程度のスペースがないと辛いので、セカンドシートは3人掛けではなく2人掛けを考えました。乗用タイプのワイドボディを選択しましたので助手席側のみスライドドアになりますが、スーパー等の買い物は自然とスライドドアを開けたセカンドシート側に置くことになります。セカンドシートが3人掛けであればセカンドシート上またはセカンドシートの足元に置くことになります。このとき買い物が多いと子どもたちの乗り降りが大変になるので、セカンドシートより後ろスペースに置くしかないですが、置くのにちょっと面倒です。2人掛けでは乗り降りの空きスペースが生まれ、買い物した商品を置くスペースとしても利用することができます。またセカンドシートは就寝用に平にしてベッドモードへ変形できます。こうなるとセカンドシートより後ろは広大で平らな就寝スペースができあがるのですが、セカンドシートの足元空間もベッドになります。セカンドシートが3人掛けであれば夜間のトイレなど乗り降りするためのスペースが完全になくなり、乗り降りするのに苦労するのが目に見えています。2人掛けであれば多少の乗り降りスペースは確保できますし、ポータブルバッテリー等を利用する場合もこの乗り降りスペースに設置することができます。空きスペースがないとよく利用するものはベッド上か、運転席、助手席側に置くことになります。内装レイアウトによってはサイドに冷蔵庫、シンク等があればその上に置くこともできますが、物を置くと例えば上開きの冷蔵庫は荷物がじゃまで取り出しが面倒になりますよね。2人掛けのセカンドシートでもサイドに冷蔵庫等がレイアウトされている場合は、空きスペースがなくなりますのでよく確認が必要ですし、標準ボディでは横幅が狭く空きスペース自体を確保できないのではと思われます。初めてのキャンピングカーの場合、普段使いや就寝などのイメージが購入前には難しいとは思いますが、購入後のワクワクと一緒に旅行した時の起床から就寝するまでの1日を想像してみると自分なりの希望や楽しみが見つかるのではないでしょうか。

結果として我が家では、セカンドシートは2人掛けシートにし、冷蔵庫、シンク、電子レンジはサードシート以降のサイドに配置するレイアウトを選択しました。サイド面の冷蔵庫、シンク、電子レンジの上面は簡単な食事ができる机代わりにもなり大変便利です。4名の就寝時は冷蔵庫、シンク、電子レンジの上にベッド用のマットを載せて上段に子ども2名、下段に大人2名の就寝予定になります。ですが、購入当時の子ども2名は小学生でベッドマットを載せなくてもセカンドシートをベッドモードにすると4名が就寝可能になります。これもワイドボディであるから可能だと思います。2023年8月に北海道へ旅行しましたが、今では中学2年、小学5年になる子どもでもベッドマットが不要なまま就寝ができています。

3点目の車体をできるだけ架装しないですが、これはまず安全性を第一に考えた時に車体を改造すると自動車メーカーの安全に関する責任はなくなりますし、改造後の安全性がどうなっているのか分からないと思うからです。また、西日本に住んでいる我が家が購入したビルダーさんは関東が本社で、一番近い支店も自宅から150kmの場所ですので気軽に点検をビルダーさんにお願いできません。お願いするなら近くのディーラーさんになりますが、架装部分は点検の範囲外になりますので不安です。車体をできるだけ改造しないことで長期間の使用が実現すると思っていますし、私もnaokoも一見してキャンピングカーだと分からない方が好きなんです。架装となるポップアップルーフや、ソーラーパネル等のオプション装備については別に書いていますので参考にしてください。

 

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