キャンピングカーの車種、車名は何にする?

キャンピングカー
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naokoの夫です。購入予算がおおむね決まったらどんな車種、車名で、どんなタイプのキャンピングカーを利用したいのかを検討しました。これが一番やっかいで悩みに悩んだんですよね。結果として車名はハイエースに決まるのは早かったんですが、一言でハイエースといっても様々な種類のボディタイプがあって迷います。例えば、車体の長さが異なるロング、スーパーロング、車体の幅が異なる標準ボディ、ワイドボディ、車体の高さが異なる標準ルーフ、ミドルルーフ、ハイルーフ。それ以外にも貨物タイプ・乗用タイプ、ガソリン・ディーゼルエンジン、2WD・4WDの駆動方式の選択など。また取得するナンバーによって税金、高速料金、車検期間が異なるんですから頭が痛いです。他の車種は詳しくないのですが、きっと色んな意味でハイエースが一番悩むんじゃないかと思っています。

 

車種ですが、車の基本的な形状で分類したものとして書いています。セダン、ワゴン、1BOX、トラックなどのメーカーに関係なく車全般に当てはめられる呼び名です。車名はメーカーが販売している車の固有名称なのでトヨタの『カローラ』『プリウス』などが車名になります。カローラといってもセダンやワゴンの車種も販売されているので複雑ですね。キャンピングカーはリビング、寝室として使用されるため車内空間が広い車種が当然人気になります。

まず車種を決めるには、購入予算と用途から考えました。あらかじめ車種によってどの程度の購入費用がかかるのかを調べたのですが、車体のグレードやキャンピングカーの標準装備によっても大きな差があります。新車購入時の車種ごとの予算額は感覚的になりますが、こんな感じではないでしょうか。

車種購入予算車名例
軽自動車200 〜 400万円エブリイ、N-VAN、N-BOX、ハイゼット
ミニバン・1BOX
(5ナンバーサイズ)
300 〜 600万円セレナ、タウンエース、ハイエース、キャラバン
ミニバン・1BOX
(3ナンバーサイズ)
400 〜 800万円ノア、アルファード、デリカ、ハイエース、キャラバン
トラック600 〜 1,200万円カムロード、エルフ
バス1,000万円 以上コースター、ローザ
車種・購入予算・車名例

最近のキャンピングカー雑誌をちらっと見ても以前よりも装備が増えていることもありますが、価格がアップしていると思います。そもそも『キャンピングカーってなに?』の定義が必要な気もしますが、一般的には寝泊まりできる設備がある自動車のことです。ですので装備する内容によって価格には大きな差があります。上限で記載している価格を大きく超えるキャンピングカーも販売されていると思いますが、だいたいはこの範囲になる目安として参考にしてください。ビルダーさんのホームページ等では『¥○○〜』と販売価格が記載されていますが、標準装備の本体価格になりキャンピングカーのオプション、車両本体のオプション、諸費用等を加算すると思った以上の費用になりますので一度、見積もりして確認された方がよいと思います。

予算300万円で新車1BOXのキャンピングカーを考えている場合は、各ビルダーさんの価格を調査し、車体グレード、装備について検討すればよいと思います。予算と希望が合わない場合は、予算を一部見直す、あるいは中古車を検討する等まだまだ考える余地はあると思います。また装備によってかなり価格が異なりますので最初は最低限の装備にして後で追加するのもありでしょう。キャンピングカーは資産価値が高く、中古車も高額になるため新車の方がコストパフォーマンスは高くなります。どうしてもすぐに乗り換えないといけない理由があれば別ですが、新車で購入される方が断然お得です。私の場合、準備時間もあり長期間の使用を考えていましたので新車購入にしました。

本題の車種選びですが、改めて我が家の用途について確認します。

  • アウトドアが好き
  • 街中の利用が多い

上の2点のうち利用回数からして圧倒的に『街中の利用が多い』です。旅行だけでなく日常のショッピングでも冷蔵庫を多用することは間違いありません。それは家族全員、食べることが何より好きで旅行のほとんどはグルメが目的です。用途を考えた場合、色んな駐車場に入れることが条件になります。街中の駐車場は自走式の下記のようなタイプになります。自走式は自分自身で駐車場までクルマを走らせ駐車します。駐車場で車中泊することも必要になりますので、車中泊できない機械式の駐車場については除外しています。

駐車場タイプ特徴主な場所
平面駐車場平地にそのまま駐車するタイプです。街中、郊外によくありますが駐車台数の規模が様々です。
自走式立体駐車場複数のフロアがあって、駐車できる台数が大規模です。主に百貨店、大型ショッピングモール等にあります。
▲ 駐車場タイプ・特徴

この駐車場が曲者です。よく考えて車体サイズを選択しないと後悔することになります。自分でもまとめる意味で平成6年の国が通知した『駐車場設計・施工指針について』に記載されている普通乗用車を参考に駐車場のサイズについて調べてみました。内容を確認すると『原則』と記載があったので長さ6.0m、横幅2.5mのサイズは最低限あるはずですが、平成6年より前はどうだったかまでは不明です。また何より実際にスーパー等の駐車場では所有しているハイエースの4.84mが、多少のスペースを開けて駐車したことを考慮しても白線の中にギリギリ収まるかどうかなといった感じでした!見る限りの駐車場サイズは5mではないかと思います。国の指針では普通乗用車の次に大きい小型貨物車以降のサイズが記載されていましたが大き過ぎますし、街中では参考にならないと思い書いていません。

長さ横幅一般的な駐車場サイズ
6.0m
以上 
2.5m 以上国の指針は6.0mですが、実際の駐車場の長さは5mではないかと思います。他のサイトを検索してみると『一般的な駐車場の基本寸法は、長さ5.0m×幅2.5m』との記載を見つけましたので一般的な駐車場の長さは5.0mですので気をつけてください。
2.5m以上の幅となっていますが、駐車場によっては2.8mまであるようです。
▲ 国の『駐車場設計・施工指針について』に記載されている駐車場のサイズ

また自走式立体駐車場では、車高の制限があり一番の厄介者です。車高の高いトラックベース、1BOXのハイルーフ、1BOXを架装したタイプ等が主に制限に該当します。どんな高さの制限があるのかまとめてみようと思ったのですが、駐車場の高さ制限は特に決まっていないことが分かりました(2023/9/6) 気になって再度調べ直した結果、「駐車場法施行令」第9条では『建築物である路外駐車場の自動車の駐車の用に供する部分のはり下の高さは、2.1メートル以上でなければならない』と定められていました。また第6条では『この節の規定は、路外駐車場で自動車の駐車の用に供する部分の面積が500平方メートル以上であるものに適用する』となっていました。「路外駐車場」って分かり難いですよね。調べると不特定多数の人が利用できる駐車場のことでした。500平方メートルは正方形の一辺の長さが約22.34mの面積ですのでショッピングモール等の大型駐車場が該当します。ですので一律に決まっているのではないため駐車場の長さと同じで2.1m未満の駐車場も存在します。我が家でキャンピングカーの購入後に調べたことや経験したことをまとめましたので参考にしてください。

車高制限主な場所
2.0m以下比較的古い駐車場で市営等の公的機関に多い。
2.1m以下割りと新しめの駐車場で大型ショッピングモール等に多い。
駐車場法施行令に従って建築されたんでしょう。
2.1m超過ほとんど見かけない。2.3m超えは見たことないです。
▲ 駐車場の車高制限

街中でよく利用する場合は、車高2.1m以下にしておけば多くの自走式立体駐車場の利用ができますのでそれほど苦労することはないと思います。車高が2.1mを超える場合は平面駐車場の利用を覚悟するしかなさそうです。

色々と調べた結果、駐車場の車高制限が一番の問題になることが分かりましたので我が家はトラックベースの車種は除外するしかいないですし、予算的にも厳しいですね。家族4人が就寝する必要がありますので1BOXが候補になりました。家族4人が就寝できる1BOXを探しましたが、車内が広いバンタイプが候補になりトヨタのハイエースか日産のキャラバンのどちらかに絞られます。バンタイプのキャンピングカーとして販売されているのは圧倒的にハイエースが多く、ボディタイプも様々あるので自然とハイエースの中から希望に合ったモデルを検討することに。

記事を書き終わってから少し日が経過した後、ふと駐車場の件で『あっ』と思い出したことがありました。それは安心していた平面駐車場の問題についてです。思い出したのは大体の駐車場にある出入り口です。『平面駐車場に問題ある?』と思いますよね。平面駐車場や立体駐車場では、出入り口にゲートがあって支払いする『ゲート式』と、平面駐車場の多くは出入り口には何もなく駐車すると地面のフラップが立ち上がってロックされる『フラップ式』があります。そうです、フラップ式は問題ないですが、ゲート式の場合は大体ですが『雨除けの屋根』がありますよねいやぁ、完全にスルーしていました。平面駐車場の規模によりますが、小規模ほどフラップ式になっていることが多いと思います。全体としてはフラップ式が一番多いとは思いますが、ゲート式の屋根も高さの問題が発生する可能性があります。今までは目検で、naokoに『この屋根は大丈夫だよね?』と念のため確認していたのを思い出しましたが、そういう意味でも助手席にはnaokoが必要です。話は逸れましたが、少なからず平面駐車場でも車高の問題が発生する可能性があることは知っておくべきです。我が家のハイエースのワイドボディでは平面駐車場のゲート式で今まで困ったことはありませんが、駐車場の高さ制限が一律に決まっていないんですから大丈夫とも言い切れません。みなさん、駐車場に入る時は『要注意』です。

 

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