naokoの夫です。購入目的、用途が決まったら次は現実的にどれだけの予算で購入するのかを検討する必要があります。きっと検討を進めるうちに決めておいた予算額をオーバーすることになると思いますが、そもそもキャンピングカーの相場が分からないのだから予算を考えろと言われても難しいですよね?ですけど、最初に予算を考えておかないと『歯止めが効かない』ことになりかねません。購入価格が高額になるときっと日頃の金銭感覚が薄れてしまいますので我が家はまず予算を決めました。購入したいキャンピングカーの車種(ワゴン、1BOX、トラック等)によって価格が大幅に異なることは知っていますが、生活のすべてが車ではないのであまり無理のない範囲で現実的な予算を立てることにしました。
予算を考える前に知っておきたいこと
予算を考える前に知っておいてよかったと思うことがあります。この事前の情報により、予算額をどうするのかや、車中泊が合わなくて失敗するかもしれない不安が少しは解消するかもしれないからです。これから先のことは誰にも分かりませんが、それでも自分なりにどうしようかと考えてキャンピングカーにどれだけの費用をかけようか、逆にどこまでなら納得できるのか等、モヤモヤすることが多かったです。初めてのことは不安だらけですが、自分なりにこれだけ調べたらもういいかと納得した上で決めれば後悔もないと思います。
まず、自家用車と違ってキャンピングカーを購入することで何が変わるのかを認識することからです。自家用車を新車で買って5年経過して別の車を購入しようと思った時、中古車屋さんに売ったらどうなるでしょうか?ネットで調べると車によって結構異なりますが、車の価値を表す残価率は新車購入時の50%〜30%とかの残価率になるようです。新車で500万円の場合、残価率が50%であれば250万円の価値になります。では10年経過したらどうでしょうか。もう車の価値は無くなっていて逆に廃棄処分で費用を払わないといけないか心配になります。
ではキャンピングカーはどうでしょうか。キャンピングカーは以外と資産価値が高いんです。展示会では10年経過しても新車の半額程度と思われる価格で販売していることが多々ありました。需要が増加していて納期待ちも長いことから買い手もつきやすく、トラックベースのキャブコンや、商用車ベースのバンコン等はもともと車両自体の耐久性が高いためメンテナンスを欠かさず丁寧な運転を心がければ20年、30年も十分に乗り続けられるでしょう!もちろん家電製品や、経年変化で色々とガタもくるでしょうが、車体がしっかりしています。私は50代前半でハイエースのキャンピングカーを購入しましたが、後30年間も乗り続けられると考えると安いもんだと思いました。私が乗れなくなってもきっと息子が乗るんだろうなぁとか考えたりします。
次は単純に旅行代金が安上がりなことです。宿泊費が大幅に下がるから当然です。これをケチと思うのかは考え方次第ですね。私の購入目的の第一は『お出かけの自由』ですが、お財布に優しいのは副次的な効果です。それもホテルが高額なハイシーズン等を気にすることなく楽しめます!しかし、この効果は大きく旅行の回数が自然と増え、旅行費用がどんどんアップします。旅行先ではそれなりにお金を使うのでトータル的にお財布に優しいのかは『甚だ疑問』、『ハイとは言えない』ですが、我が家では同じ費用で今まで以上にお出かけが楽しめているのは間違いないです。
話が少しずれますが、仕事等の関係で長期のお休みをなかなか取得できない場合は長距離の移動が時間的に厳しいので近県へのお出かけが多くなると思いますが、これは仕方ないですね。でも、できるだけ時間を有効に使いたい方には、単純ですがちょっとした工夫で時間を大幅に有効利用できますので機会があればご紹介します。
予算額の検討
私の場合、残りの人生で2回は車の購入を考えていました。今までもそうですがスポーツ車等ではなく実用的な車を購入しており、妻のnaokoとも相談の上でざっくりですが500万の予算であれば2台分に相当するのに加え、旅行の費用メリットもあるので納得できるとの結論になりました。この予算は、商用車ベースの車で長期間に渡って使用し、駐車場も自宅の敷地内を利用する前提になっています。新たに駐車場を契約する必要があれば、毎月の維持費も検討する必要があります。もしかすると途中で買い換える、普通乗用車に戻る可能性も否定はできませんが、キャンピングカーの資産価値が高いことを考えると購入するリスクは低いと判断しました。最終の購入結果はどうなったかというと、大幅?ではないですが予算オーバーでした。2WDから4WDへの変更、オプション追加、色々と便利な小物を揃えるとまあまあな費用がかかります。でも、納得の上での結果ですし、何よりnaokoも満足しています。
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