キャンピングカーのお勧めオプション

キャンピングカー
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naokoの夫です。キャンピングカーには乗用車と異なるオプション装備があり、初めての購入時は『どんなに便利なのか』、『本当に必要なのか』と考え込んでしまいます。調べているうちに自分では装備したいと思っても予算が厳しい、ビルダーさんにほしい装備がない等の苦労もあるかもしれません。ここでは個人の意見になりますが、オプション装備について検討したこと、今まで経験したこと、感じたことを書き留めておきたいと思いますので参考にしてください。ここでは我が家のキャンピングカーで利用していてお勧めの装備になります。

 

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オプション装備について

予算の関係もありますので多くは望めないかもしれませんが、後付けができない、または後付けするのが難しい装備についてはじっくり吟味した方がよいと思います。そして、家族の相談が必要で長期使用を考えてやっぱり装備した方がよいと判断したら、多少の予算オーバーであればダメ元でじっくり熱意をもって説得することをお勧めします。

サブバッテリー

車中泊するために色々と電気を使用する便利品を装備するとどうしても電力が不足する問題が発生します。例えば車内照明、冷蔵庫、電子レンジ等々。これを解決するために車両本体のバッテリー(メインバッテリーと呼ぶ)とは別に便利装備品に利用する新たなバッテリー(サブバッテリーと呼ぶ)を設置します。車両本体のメインバッテリーも使用しようと思えばできますが、メインバッテリーはエンジンの始動で利用するため使い切る利用は避けなければいけません。エンジンが始動できなくなることを考えると怖くて利用できませんよね。サブバッテリーは繰り返し利用することが前提ですが、使用後はできるだけフル充電した状態にすることが長持ちの秘訣です。我が家では帰宅後にサブバッテリーの電圧を確認し、できるだけ自宅でフル充電するようにしています。我が家のサブバッテリー用のシステムでは安全機能として電圧が10.5Vを下回ると自動的に放電しない機能があります。10.5V以下の状態はバッテリーを充電しても元に戻りにくい状態になるためできるだけ早く充電した方がよいです。就寝できればよいだけの装備なら最低限の車内照明、扇風機、電気毛布等を利用するためにポータブルバッテリーを準備するのもありだと思いますし、内蔵バッテリー、乾電池で動く機器を利用するのもありでしょう。我が家はサブバッテリー2台を設置し、キャンピングカーの標準装備であった車内照明、冷蔵庫、電子レンジ、テレビとオプションのFFヒーターに利用しています。それ以外の追加した装備は乾電池、内蔵バッテーリーで稼働する製品を利用し、できるだけサブバッテリーを使用しないように心がけています。サブバッテリーには大きく分けて2種類があります。

種類概要
鉛ディープサイクル今まで使用されていたバッテリーです。リチウムイオンに比べ重く、充放電回数が少ないですが、価格は安いです。我が家は鉛バッテリーです。
リチウムイオンスマフォ、タブレット等で使用されている軽量、コンパクトで充放電回数が多い新しいタイプのバッテリーです。最近は多くのビルダーが採用するようになりましたが、鉛バッテリーに比べ高価です。
▲ サブバッテリーの種類

サブバッテリー、ポータブルバッテリーのどちらにしても電気を使用すれば最終的には無くなります。短期間での旅行であれば問題はないかもしれませんが、長期になると電力が枯渇しますので充電方法を検討しておく必要があります。主な充電方法は走行充電、外部充電、ソーラーパネルがあります。我が家のサブバッテリーは走行充電、外部充電ができる装備になっています。サブバッテリーは多く設置すればよいという分けではなく、フル充電ができる仕組みがないと電力が不足した状態が続きバッテリー寿命が縮まり有効に利用できません。装備する場合はビルダーさんに相談し、充電システムとの兼ね合いや用途によってバッテリーの種類の検討が必要だと思います。我が家のサブバッテリーは購入して約4年になりますが、メインバッテリーと違って常時利用していないので寿命がいつ頃なのか、よく分かっていません。旅行中に突然、冷蔵庫が使えなくなると困ってしまいます。近頃のバッテリーは弱った兆候がなく突然ダメになるので交換時期はどうしたものかと少し悩んでいます。

走行充電

走行充電は設置しているバッテリーへ走行することで充電する方法です。車両本体のメインバッテリーも走行充電する仕組みになっており、サブバッテリーも同様に走行充電する装備があると意識せずに充電することができます。オプションでサブバッテリーを設置する場合、走行充電システムも付属していることが多いと思いますが、追加する場合は念のため確認しておいた方がよいでしょう。充電はあくまで走行している場合に限られますので、キャンプ場、道の駅等でエンジン停止して駐車している場合は充電されません。このためキャンプ場等で長期間は走行しない場合、エンジンを停止しても充電が可能なソーラーパネルを設置する方法もあります。ポータブルバッテリーの場合、車両のDC12V、ソーラーパネルからの充電が可能な機器もありますので購入する場合には確認しておきましょう。我が家の利用用途ではサブバッテリーの充電は走行充電による手段が一番適していて、旅行の場合は24時間稼働している冷蔵庫や夜間では車内照明、電子レンジ、テレビをほぼ毎日利用しており、冷蔵庫以外の利用時間が短時間ではありますが困ったことはありません。サブバッテリーを設置される場合、1日の移動が長いほど走行充電は装備されることをお勧めします。ソーラーパネルは快晴の時以外は思うように充電できないことを忘れないでくださいね。どうしても電気が必要な時は外部充電するしかないと思います。

外部充電

サブバッテリーへ確実に充電する方法として外部充電は適しています。サブバッテリーへの充電は外部充電以外に走行充電、ソーラーパネルの方法がありますが、走行していない、曇や雨の場合は思うように充電することができません。どうしても電力が必要で確実に充電したい場合は、AC電源のあるRVパーク、キャンプ場で外部充電を利用するしかないでしょう。サブバッテリーは使用後にフル充電した方が長持ちしますので環境によって自宅でも外部充電が利用可能です。マンション住まいの方は自宅での外部充電はできないためソーラーパネルの設置が有効でしょう。我が家はカーポートがあるためソーラーパネルは意味がありませんし、旅行もキャンプ場等の同じ場所で長期間の宿泊ではなく、各地へ移動するスタイルですのでサブバッテリーの充電は走行充電で十分ですが、いざという時のためにも外部充電器を装備しています。

断熱加工

キャンピングカーの場合、断熱加工は標準装備である場合が多そうですが、オプションの場合は装備をお勧めします。近年はベッドのみを装備した一見してキャンピングカーと分からないモデルも発売され、販売数も伸びているようですが断熱加工はされていないことが多いのではないでしょうか。キャンピングカーは普通乗用車にはない断熱加工がされていることは知っていましたがこの効果は使用しないと分かりません。利用した結果、冬場の零度ぐらいであれば電気毛布があれば就寝には十分で断熱効果を実感できます。北海道を除く夏場は、かなりの高地でない限りキャンピングカーといえどもクーラーがないとさすがに厳しいです。我が家の大人たちは暑さに弱くクーラーも装備していないため夏の車中泊は諦めていますが、断熱加工のおかげなのか真夏の走行中にクーラーをかけていても後部にいる子どもたちは『寒いからクーラー切って』とよく言われます。今ではクーラー、FFヒーターを標準装備するモデルも増えていますが、断熱加工がセットで装備されることで効果が発揮できると思います。特にキャンプ好きの方は断熱加工のおかげで冬場こそキャンピングカーが一番活躍する季節ですし、何より冬場はキャンプ場も混雑していませんのでお勧めです。

FFヒーター

FFヒーターは最後の最後まで悩みに悩んだ結果、装備したオプションになります。設置した結果は満足していますが、西日本に住んでいて冬季に積雪の多い地域への旅行はまだしていませんので出番は少ないです。最初にビルダーの担当者さんにFFヒーターを相談した時には『西日本ならFFヒーターはいらない、いらない。電気毛布があれば十分!』と言われました。キャンピングカーの購入初年度の11月に興味もあって初めてFFヒーターを使用したことがありますが、断熱加工もありとにかく暑すぎて家族全員が大変な目にあいました。完全な初心者の過ちでしたね。この時、ビルダーの担当者さんの言葉がしみじみと感じられました。今から思えば、担当者さんは当初の検討では2WDだし冬場に積雪地域に旅行しないならほとんど使用することはないと思ったでしょう。FFヒーターは後付けすることが難しい装備になります。後付けできなくはないと思いますが、ガソリンタンクに穴を開ける必要があり、設置場所から燃料ホースの取り回し等に注意が必要でリスクがある装備でもあります。有名なベバスト社の製品を装備していますが、ベバスト社公認の資格がないと取り扱い、取り付けができませんので、後で取り付ける場合はまず業者さんを探す必要がありますし、様々な電子機器を装備しているキャンピングカーに設置するのはビルダーさん以外は不安があります。自宅から遠く離れたビルダーさんに後付けをお願いすることも大変だし、担当者さんの提案もあって4WDに変更した時に後々のために装備することにしました。安全性の面では多少の不安はありますが、購入時から安心のビルダーさんで取り付けし、長期の利用を考えるとメリットが大きいと判断しました。

断熱加工したキャンピングカーは冬場に強く、我が家でも冬場がハイシーズンと呼んで旅行を楽しんでいますが、零度ぐらいになると少しの時間はFFヒーターを使用する程度です。今後は利用の機会が増えるのではと考えています。電気と燃料が必要ですが、燃料は8時間の使用で約1リットル程度の消費と大変経済的です。冬季の積雪地域への旅行では、なくてはならない装備だと思います。セルフメンテナンスは1月に1回程度は使用していなくても30分程度は稼働させることです。特にオフシーズンに未使用のままにしておくとホース内に残った燃料が使われないまま劣化し、ススが発生しやすくなります。このススがどんどん増えて最後には酸素が供給されなくなり不完全燃焼につながります。ついつい忘れがちなので注意が必要です。それ以外のメンテナンスはよく分かっていませんが、燃料フィルター、オーバーホールの時期等はまた調べておきたいと思います。

冷蔵庫

我が家で一番よく使用する装備です。日常から旅行までいつも使っています。キャンピングカーの購入前は、ハードクーラーに保冷剤を入れてショッピングや旅行に出かけていましたが、クーラーと冷蔵庫は根本的に異なります。電力があれば継続して冷却できる冷蔵庫は、食べることが大好きな我が家にとっては念願の装備です。旅行先で見つけた冷蔵食品をたんまり買い込んでしまいますので、標準装備だった40Lの冷蔵庫はいつもフル稼働して足らないぐらいです。本当は追加でもう1台ほしいぐらいなんですよね。ENGELの冷凍冷蔵庫で上開きタイプを使用していますが、ENGELの冷蔵庫は本当によく冷えます。冷蔵メモリが5段階まであり、今まで1から1.5程度で十分でしたので5にした場合は冷凍されるのは間違いないでしょう。上開きタイプは物の出し入れが大変ですが、走行中に入れた物が動きにくい上、冷気は上から下に流れるので開けた場合も冷気が逃げにくいメリットがあります。横開きの場合、物の出し入れは容易ですが、冷気が逃げやすく、走行時に物が動くのが気になりそうです。また開けるには扉前にスペースが必要になりバス、トラックベース以外の車両はスペースの確保が大変だと思いますので設置場所も限られるでしょう。ハイエースでも横開きの冷蔵庫を採用している場合もありますが、スーパーロングであったり、就寝人数が2、3名になるため我が家の希望に叶うモデルは見つからないでしょう。

網戸

換気扇でも書きましたが、マックスファンの取り付けは諦めてFIAMMAのターボキットを利用しています。換気を行う場合は虫などの進入を防ぐためにもやっぱり網戸は必要になります。ハイエースの場合、セカンドシート側に小窓があり、網戸を装着しています。オグショーのアミエースを使用していますが、ボディに加工が必要なく、金具を使って固定するだけなので自分で簡単に装着できます。 もちろん小窓の開閉ができ、家庭用の網戸と同じで網が破れても自分で張り替えができますのでお勧めです。就寝する場合にバックドアも開けたほうが換気は優れていますが、全開にするとセキュリティ的に不安がありますし、突然に雨が降った場合にも困ります。ネットで検索するとバックドアを半開きにするドアストッパーの記事を見かけます。我が家も参考にしてバックドアはドアストッパーを利用していますが、バックドアにも網戸が必要なためネットで購入しました。

 

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