キャンピングカーのオプション検討

キャンピングカー
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naokoの夫です。キャンピングカーには乗用車と異なるオプション装備があり、初めての購入時は『どんなに便利なのか』、『本当に必要なのか』と考え込んでしまいます。前の記事では我が家のキャンピングカーで利用しているお勧めの装備になりますが、今回の記事は検討したけど装着しなかったものや必要に応じて検討した方がよいと思う装備になります

 

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ソーラーパネル

購入したキャンピングカーは標準装備として冷蔵庫、電子レンジ、テレビ、シンク、ソーラーパネル、サブバッテリーがついているモデルでほしいものが満載でした。後はFFヒーターがあれば言うことなしと思えるモデルです。ただ、ソーラーパネルだけが気がかりだったんです。標準のサブバッテリーには走行充電器が装着されていましたが、走行していなくてもソーラーパネルと太陽光があればキャンプ場、駐車場、災害時の避難場所でエンジンを停止して駐車していても充電できるのは大変有効であることは分かっています。気になっているのは、ソーラーパネルは屋根に穴を開けて雨水が染み込まないようにコーティングすることになりますが安全性、長期利用を考えた場合は3点の不安がありました。

  • 電気を常時発電しているので火災のリスクがないか
  • 屋根に穴を開けるので雨漏りしないか
  • 自動洗車機が使用できない

ソーラーパネルは電気を発電し、車内に配線することになりますので長期の使用では火災につながる事故の可能性を考えました。確率は低いと思いますが、やはり不安があります。次に屋根に穴を開けますので雨漏りしないようコーティングが必要ですが、コーティングが剥がれたりするので定期的なメンテナンスが必要です。また、自動洗車機を利用できないことに加え、簡単に取り外しできないため手洗い自体もできません。長期で利用するには安全性が最重要と考えていますが、具体的には火災と湿気が大敵だと思っています。人間と車が損傷する事故を防ぐことは言うまでもありますが、火災と湿気は兆候がじわじわと進行し、発生に気づいた時には手遅れになりかねません。電気に関する知識がなく、火災が怖いので自分では電気系統をDIYすることは絶対にしないことにしていますが、ソーラーパネルは常に発電しますので便利である反面、駐車しているからといって安心できないと思いました。湿気についてはカビの発生や、車体の腐食につながります。湿気は車内の換気、風とおしも大切ですので日頃のメンテナンスも必要ですが、屋根からの雨漏りは常に不安が残ります。

上記の不安点に加え、駐車場の高さ問題も発生します。ハイエースのワイドボディの車高は2.105mとなっていて、これ以上の車高をアップさせるとほとんどが2.1m以下の立体駐車場は入れませんので街中での駐車に苦労することになります。どうしてもソーラーパネルを設置したい場合は薄型のソーラータイプもあり解決できると考え、展示会でビルダーさんと仮契約する時に相談しました。どう相談したのかと言えばストレートに『薄型のソーラーパネルだと車高2.1m以下にすることは可能だと思うのですが、正直な話として薄型タイプはよく壊れませんか?』と聞いてみたんです。結果は『はい、よく壊れるんです』との回答でした。詳細は聞いていませんが、薄型でなくても雨、風、寒暖な外部への設置ですのでいずれは交換する時期がくるでしょう。またキャンプ場でゆっくり過ごすスタイルであればソーラーパネルの充電も有効でしょうが、我が家は各地を転々と移動する利用スタイルですので走行充電で十分サブバッテリーが充電可能です。ということでビルダーさんにはソーラーパネルを標準装備から外してもらい、代わりにオプションの外部充電器を付けることにしました。どうしても電気が必要な場合は、AC電源から充電可能なRVパークやキャンプ場を利用すれば外部充電により電気の問題はクリアできますし、ソーラーパネルは一見してキャンピングカーだと分かってしまうことも好きではありませんでした。マンション住まいの方は難しいですが、旅行後にサブバッテリーが弱っている場合は、外部充電により自宅でもサブバッテリーの充電が可能になります。自宅ではカーポートを使用していますのでソーラーパネルがあっても充電されませんので外部充電の方が有効です。ソーラーパネルは有効な発電手段ですので、サブバッテリーの予備と災害時のことを考えてポータブルバッテリーと折り畳みのソーラーパネルを積んでいます。ポータブルバッテリーの使用は主に扇風機、FIAMMAターボキット、スマフォの充電等に利用しています。サブバッテリーを設置している場合は、サブバッテリーの利用も可能ですが常時稼働している冷蔵庫は一番電力が必要になり、FFヒーター、車内照明、電子レンジ、テレビ等でもサブバッテリーを利用しますので、標準装備以外の電子機器はできるだけポータブルバッテリーを利用するようにしています。

ポップアップルーフ

以前にも書きましたが、ポップアップルーフの設置は最初はほしい装備で結構悩んだんです。ポップアップルーフは空間が簡単に広がり、車内で立つこともできるし、主に夏場の利用で空調の役割も果たせるし、就寝も可能です。ポップアップルーフのデメリットは気候が悪い場合に利用し難い点です。寒い場合、暑い場合にポップアップしたくなくても就寝人数の関係でどうしても必要な場合は利用せざるを得ません。また雨が降った場合、ポップアップの側面である生地を乾かす必要があると思いますが、旅行している最中は時間もないので湿ったままになりそうです。長期利用では生地の交換が必要な時期もやってくるでしょうし、何より車体を架装することになりますので安全性と雨漏りが心配です。みなさんもそうだと思いますが、楽しんだ後の片付けを考えた時に面倒なのはちょっとストレスになりますよね?キャンプ場でゆっくり過ごすスタイルであればポップアップルーフの装備に向けてもっと検討したと思いますし、ルーフテントも考えたと思いますが、我が家の利用スタイル、長期利用を考えると装備は見送りました。検討する場合、ポップアップルーフはどこでも展開することはできず、案外限られるので確認した方がよいと思います。

シンク

購入してから約4年になりますが、1回も使用したことがありません。購入前から利用しないキャンパーさんも多いことは知っていましたが、我が家も利用しない派になっています。利用したくないと言うよりは、利用しようと思ったことがない感じです。広いとは言えない車内で子どもたちに利用させることは考えたこともなく、大人が使うにしても衛生面での管理が大変ですし、車内で料理もしないため必要性がないのが理由です。標準装備されていたのですがシンクが装備されていること自体を忘れている感じで、今では8ナンバーを取得するために存在しています。バス、トラックベースでキャンプ場に長期滞在するような場合では料理等で使用するかもしれませんが、長期の休暇が簡単には取れない中の旅行では料理自体や後片付けが大変です。せっかくの旅行ですからできるだけストレスを少なくするよう外食や、買い出しした調理済みの食品を車内で食べる方が楽ちんです。

電子レンジ

利用する頻度は低いですが、せっかくの旅行先で買い出しした食品を温めて食べれるのは幸せを感じます。それだけで装備してよかったと思えます。特に冬場では、買い出しした冷めた食べ物はちょっと辛いですよね。ほとんど外食だったり、料理する場合は不要そうです。我が家では車中で料理はしませんが、外食ばかりだと費用がかかり過ぎますし、お酒好きなので車内で飲みながらまったり食事するのも楽しいのでよく利用します。なにせ美味しそうな食べ物を買い込み過ぎる傾向にあるので車内で食べないと冷蔵庫がいっぱいになるので仕方ない面もありますが、とにかく美味しく食べたいのが正直なところです。電子レンジは高い電力を必要としますが、短時間の利用で済ませるようにしているので心配はありません。当然、設置にはスペースを必要としますので就寝人数等の関係で就寝スペースを確保した方がよい場合もあると思います。電子レンジは我が家ではあって嬉しい装備ですが、条件次第で優先順が大きく変わるオプションだと思います。

換気扇

キャンピングカーではおなじみの換気扇であるマックスファンが有名です。当初は取り付けようかなと思っていたのですが、屋根に取り付けとなりハイエースのワイドボディでは車高2.1mを超過し、立体駐車場への乗り入れ問題があるため装備していません。もし車高の問題がなければ、雨の日でも換気することが可能で大変便利なため装備していたかもしれませんが、設置には屋根を加工する必要がありますのでソーラーパネルと同様に長期の使用では雨漏りにも不安が残ります。夏場に北海道へ旅行したことがありますが、日によっては車内換気しないと寝苦しい場合がありますので換気扇や扇風機が必要となります。我が家ではマックスファンの代わりとしてFIAMMAのターボキットを購入し、セカンドシート側の小窓に設置して利用しています。マックスファンを装備する場合は自動洗車機は利用できませんので注意してください

テレビ

子どもたちも含めて自宅ではあまりテレビは見ないためそもそも必要性を感じていませんでした。標準装備として後部にテレビがついていましたので、夕食後にたまにテレビでも見ようかとなる時がありますが、だいたい電波が悪くて見れないことがほとんどです。見れても電波状況がよくなく画質も悪いので諦めるのがほとんどでした。せっかくの装備なので利用する方法を考えた結果、最近ではFire TV Stickを接続してPrime Videoを楽しんでいます。Fire TV Stickでは、TVerも視聴できるため長期の旅行先でもおっかけ再生で楽しむこともできますのでよく利用しています。最近知りましたが、Fire TV Stickを利用してスマフォ画面をミラーリングすることも可能ですので旅行時の写真をテレビモニターに映して楽しむのもありでしょう。自宅のテレビでミラーリングのテストを行いましたので、次回は楽しめると思います。移動中はというとナビの画面を後部のテレビモニターに映すように細工していて、後部でテレビも視聴できますが、移動中に旅行の予定を立てたり、クイズやしりとり、ダジャレ合戦、替え歌大会などの遊びに夢中で長時間の移動でも視聴したことが1回もありません。キャンピングカーの利点でもありますが、どこにでも移動できるためノープランで出かける場合も多々あり、一応どの都道府県に行くのかは決めていますがノープランの場合は移動中にでも話しないと行き先、コースが決まりません。実は2年前の北海道旅行もノープランでしたが、新しい発見が多数あって大変楽しめました。テレビは我が家ではなくても困らないですが、長時間の移動中の利用や、家族全員とゆっくり楽しむなど必要に応じて検討すればよいと思います。

 

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