防災グッズの水ってどのくらい必要?1日3Lって本当に足りるの?過去の地震を例に徹底解説!!

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災害時に備えるための防災グッズの中でも、水の確保は非常に重要です。

しかし、どれだけの水を備蓄すればよいのか、具体的に理解している人は少ないかもしれません。

 

本記事では、

防災グッズの水をどのくらい備蓄すればいいか解説!!

この記事はこんな人にオススメ!

☑どのくらいの水を備蓄するのかわからずに迷っている方

☑推奨されている非常用水の量で本当に足りるのか不安な方

☑自分なりに理解し、納得してから水の備蓄量を決めたい方

 

  

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1.災害用の防災グッズに必要な水の量はどのくらい?

この記事を読んでいる方は

「先日の地震も怖かったし、備蓄を始めたけど、どのくらいの水の備蓄量が目安なの?」

「1日3Lの水が必要って聞いたことがあるけど、本当にそれだけあれば大丈夫?」

「保管場所に困るから3日分だけ備蓄しようと思うけどやっぱり1週間分必要?」

などなど、色々と疑問に思っているのではないでしょうか。

 

ズバリ!!

1人1箱(2L×6本)は最低でも備蓄してください!

 

このあと、水に対する色々な疑問を解決出来るよう災害時の防災グッズに必要な水はどのくらいか解説していきます。

 

 

2.水の備蓄目安を決める計算式

災害時に必要な水の備蓄量を求める計算式を見てください!!

「人数」×「3L(1日に必要な水の量)」×備える期間必要な水の備蓄量

 例えば、4人家族の場合、3日分の水を備えようとすると

   4×3×3=36 となり

 36L 必要になることがわかります。

 

さて、ここで悩むのが1日に必要な水がそもそも3Lで足りるのか?ということ。

このあと詳しく解説していきますので最後までご覧ください。

 

   

3.防災グッズに1日3Lの水を備蓄すれば本当に安心?

災害時には、防災グッズには

「1日3Lの水を備えましょう!」というメッセージを目や耳にしたことありませんか?

 

でも、これってどうして3Lなの?

「飲み水としてなら1日に3Lも飲まないから多くない?」

「体を洗ったり洗濯するのに3Lはすくないよね。」

って疑問に思った方もいますよね。

 

結論から言うと、この3Lというのは飲み水だけのことで体を洗ったりする生活用水は含まれません。

 

すると、

「でも、いつもそんなに水分摂取してないよ!」と思った方もいますよね。

 

この3Lは単に日頃の水分摂取量と比較しているのではなく、尿や皮膚からの蒸発で排出されている水分量を基準にしています。

 

例えば、体重60キロの人でいうと一日に体から排出される水分量は約2.5L

夏は汗をかくのでさらに多く3〜4Lと言われています。 

そして、排出された分を補わないと脱水症状を起こし最悪の場合は死に至ります。

 

上記のことから災害時、1人1日あたり3Lの飲み水が必要であることがわかります。

 

では、体を洗ったり洗濯などの生活用水はどうするのか?

後でさらに詳しく説明していきますので最後までお付き合いくださいね。

 

 

4.防災グッズの備蓄水は「3日分?1週間分?それ以上?」

ここまでで「1日3L」の水は飲み水だけだということがわかったと思います。

では、生活用水も含めてどのくらいの水を備蓄すればいいか気になりますよね。

 

よくニュースで目や耳にする国や団体が推奨している「1人最低3日分の水」って何?

これは「人命救助のタイムリミット」が72時間(3日間)であることに由来しています。

 

災害発生から3日間は人命救助が最優先になるため、物資が届くのはその後。

そのため、災害後、運良く生きている人は自分で自分の命を守るため必要なのが3日分の水になるわけです。

 

では、災害時、どのくらいの水が必要になるのか?備えるべき期間を考える上で「過去の災害」と「これからの災害」がカギになります。

 

過去にあった災害では阪神淡路大震災、東日本大震災、これからの災害では南海トラフ地震(想定)があります。

 

水道が9割程度復旧するまでも日数は次の通りです。

●阪神淡路大震災・・・37日

●東日本大震災・・・・24日

●南海トラフ地震・・・42日

 

「え、3日分なんて全然足りない!!」と思いましたか?

 

そうです!足りません!!

 

これから想定される南海トラフ巨大地震対策としても出来れば1週間分は備蓄しておきたいですね。

 

 

5.洗濯、お風呂、歯磨きなど生活用水は代替品で対応しよう!

災害時は水はとても貴重です。

ですから、できるだけ水を使わないよう代替え出来るものは便利グッズで代替品で対応しましょう!

 

例えば、お風呂に入れなくても体拭きシートで体を拭いたり、少量の水で洗濯できる洗濯グッズを使ったり出来るよう、防災グッズの仲間に入れておくといいですね。

 

 

6.水の備蓄についてのよくあるQ&A

Q1.保存水には2Lと500mlがあるけどどっちがいいの?

A1.基本、どちらでもいいですがそれぞれのメリットを理解してから備蓄するといいでしょう。

・2Lは保存する時に500mlに比べて場所を取らないので大量保存に向いています。

・500mlはそのまま口をつけて飲めるのでコップなどがいらず便利です。

 

Q2.水はベランダに保存しても大丈夫?

A2.できるだけ避けましょう。

高温が続いたり氷点下になったりするとペットボトルが変形して雑菌などが入る恐れがあります。

理想的なのは常温で段ボールに入れたままペットボトルを立てた状態で保管ずるのがいいでしょう。

 

Q3.携帯浄水器があれば備蓄水は少なくてもいい?

A3. 最終手段として持っておくのはいいですが備蓄水を少なくするのはオススメできません。

浄水器は飲み水に適さない川の水などを浄水して飲み水に変えてくれる便利なグッズです。しかし、災害時は洪水や津波といった危険が伴うため川の近くに近付くことは避けましょう。

 

 

7.防災グッズの水ってどのくらい必要?まとめ

南海トラフ巨大地震や災害を想定するのであれば最低でも1週間分の飲み水を備蓄しておくことをおすすめします。災害時、生き残るためには飲み水は最重要アイテムとなります。

どうか、後悔のないよう日頃から防災グッズの準備をして災害に備えましょう。

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